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フリーゲームの感想・考察を書き殴ったブログ。基本ネタバレ。 以前のブログ名は形容詞だったので、名詞に変えた。次があるのなら副詞にしたい
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【感想】ひとふた 11月編

ひとふたとは?
 虹猫製作の連載型猟奇ノベル(15禁)。正式名称は『1人殺すのも2人殺すのも同じことだと思うから』。



ここから先は『1人殺すのも2人殺すのも同じことだと思うから』11月編のネタバレをしています。
ゲームをプレイしていない方は閲覧禁止です。


 今回は一言で表すなら「期待外れ」ですかね。
 弥鈴のラストの決断にかなり裏切られました。あの弥鈴が更生するなど有り得ないのですが、あの一年を振り返った後の「更生」という言葉の重みがひどく重鈍で。もし本当に更生してしまっても、私はきっと信じないでしょうね。ちなみに小春もまだ死んだと思っていません。
 
 ツイッターでもぼそりと呟きましたが、「小春が死んだとするならば」、誰が墓を建てるんだろうなと。見た感じだと弥鈴がこれまでのように隠蔽したわけでも無さそうですし、死亡扱いになっていると思います。身内が死んでしまい、春待からも忘れ去られてしまった小春の墓は誰が建てるのだろうかと…。
 理想は、12月編で弥鈴が墓を作ってやることですね。以前『ひとふたジンクス』という記事で考察をしましたように、恐らく12月編で春待と三冬は死にます。そこでその二人を小春と同じ墓に入れてやる、なんて展開が良いなあと。私以外からしたら最悪な展開かもしれませんが…。

 とりあえず物語に沿って、書いておきたいことだけ取り上げて書きなぐっておきます。


 ねこさんの能力が判明しました。ひと月で能力バレなんて脳波の恥ですね。
 それにしても弥鈴と同じくらいチート能力でしたね。それを見抜く弥鈴もやはりエンジェルだなあと…。
 物語の順序ぶっ飛ばして書きますと、どうやってねこさんを殺したんでしょうね。
 10月編で弥鈴が手を抜いていたとしてもかなり良い勝負でしたし、ねこさんが簡単に殺られるシナリオが全く思いつきません。これは松奈の能力に何かあるんじゃないかと睨んでいます。

 そして実技演習。まあ内容は結構どうでも良いですね。いつか1番から20番のリストでも作っておきたいなあと感じました。
 神無と陽が名前で呼び合うシーンはもちろんありましたが、主に番号で呼び合っていたのが印象的でした。少し壁があるものの、この時から既に仲良しこよしで微笑ましい。草津と月見もこの関係に少し似ている気もしますね。互いに協力し合って敵を潰す、仲良しコンビ。どちらのコンビも、もう亡くなっているんですが。
 意外だったのは、ねこさんが案外さくっと13番を殺したことですね。若干の躊躇があると思っていたのですが、殺人マシーンだったようで。13番との絆は最初から無かったのかもしれません。

 松奈(偽名)の能力が見えてきましたね。
 鷺沼家出身で陰暦家の能力を持つ、と。サラブレッドな上に他のサラブレッド家の能力を持っているとか、これこそ最強なのでは。
 これはあくまで推測ですが、陰暦家の父の能力をコピーしたのだと思いますね。あからさまに父の能力をひた隠しにしていますからね。
 …もしかして校長が父なんじゃないか。記憶操作で何とか出来そうな、そんな気がしてきた。

 能力を上手く使えるようになった三冬襲来。
 この子こそチートですね。
 春待が小春と「本来の形」になる前に逆戻りしていましたね。春待を支えられるのは小春だけであったみたいです。三冬でもその支えになれるとは思いませんね。
 三冬の「機能停止」が能力の作用をも止められるのなら別ですが。

 最後の弥鈴の大決断。
 これのダメージがでかかった。嘘くさいんですが、一年の振り返りがそれを払拭しちゃうんですよ。まあこれに関しては冒頭で書いたので、書くのめんどくさいので省きます。
 私が一番引っかかったのはこの場面の松奈なんですよね。

 セリフがうろ覚えですが
【弥鈴】「二人で頑張って更生しようね」
【松奈】「……」
 何故かこの時の松奈が困り顔なんですよね。弥鈴といたら刺激があると言っていたのに。


 ともかく、11月編の謎も12月編に任されたわけですね。
 願わくば、どうか幸せが満ち溢れますように。

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